こんにちは
今回は ポリファイバー ブラックヴェノム1.25 を試した時のインプレをしたいと思います。
この当時私は手首の痛みの為柔らかそうなストリングをよく試していました。
今では柔らか過ぎて選択肢から外していますが結構ポリファイバーにハマっていて ヘキサブレード(ポリオレフィン)コブラ(ポリエチレン)TCS(ポリエチレン)の柔らかいストリングをさらにナイロンとのハイブリッドにして試していました。
コブラなんかはハイブリッドにしたら柔らか過ぎて飛んで行ってしまう感じになってよく分からない打感になった覚えが有ります😅
しかしポリファイバーはパッケージといいユニークなストリングですね 😄
それでは ポリファイバー ブラックヴェノム のインプレに入りたいと思います。
ブラックヴェノムについて
商品説明より
Polyfibreによって特別に開発された標準化分子分布テクノロジー(SMD)は、このストリングが長く続く張力と必要な制御を確実に行うようにします。オレフィンと特別なコロナコーティングを使用しているため、このストリングの表面はオレンジ色のようになります。利点:ストリングがボールをより強くグリップし、スピン能力が向上し、スリップが効果的に防止されます。ボールはより制御された敏感な方法でプレーできます-プラスチック構造が必要な快適さを保証します。ゲームに多くのパワー、快適さ、フィールを必要とするプロツアー/トップスピンプレーヤー向けのストリングです。糸引きの推奨は、従来のモノフィラメントテニスストリングを備えた中型のラケットを指します。
とあります。
変わった材質を使うポリファイバーですが このブラックヴェノムもポリオレフィンで出来ています。
ブラックヴェノムはポリファイバーの中でパワー系に分類されていてパワーの数値は満点になっています。
Polyfibre Technology
レモンピール加工
レモンの皮のように外側は硬く、内側は柔らかい特殊コーティング。実際にボールとストリング面が接したとき、そのホールド性能は発揮される。
素材を溶解する工程では熱により分子構造が崩れやすくなり、製品むらが起こりやすい。
その結果、弾力性、テンション維持性に影響が出て、角切れの原因にもなる。ポリファイバーでは素材分子の適正配分をし、ホールド性を高めることによってテンション維持性能、スピン性能、コントロール性能を更にアップさせました。
このブラックヴェノムはポリファイバー独自のポリファイバーテクノロジー・SMDテクノロジーが備わっていてホールド性が有りテンション維持も良くスピン・コントロール性を高めたストリングになっています。
張ってみた
ピュアコントロールツアーに 45x42ポンドで張りました。
張っている時に伸びるぐらいの柔らかさが有りました。
推測してみた
伸びるぐらいの柔らかさが有ったので柔らかいストリングという事は推測できます。
ポリファイバーテクノロジーで他のストリングより性能がアップする部分は有るのでしょうか?…いざコートへ!
打ってみた
打感
やはり予想どうり柔らかかったです。
反発
パワーストリングという事だったので凄く弾くストリングだと思いましたが 思ったよりはパワーは出ませんでしたが 反発性は良い方だとは思います。
柔らいポリオレフィンという事でポリエステル程の反発性は無いのかな?と思いました。
スピン・ホールド・コントロール
スピンは普通に掛かるといった感じです。
ホールド感も柔らかいので感じる方だと思いましたが これも普通ぐらいかなと思いました。
サーブ・ボレー・スライス
ボレーのタッチは良い感じで出来ましたが スライスの滑りはイマイチといった感じでした。
テンション維持
テンション維持ですが -6ポンド・21時間 とテンション降下は少なくて降下終了時間までを見ても良い方だと思います。
ストリング自体の柔らかさが有るので もう少しテンションを上げて振り切ってのスピード感を出したいなと感じました。
類似品
ヘッド ソニックプロ
柔らかさと反発の良さといった所は似ていると思います。
紹介
ポリオレフィンの柔らかさと反発も良い ブラックヴェノム ポリエステルストリングと比べても違和感なく使用出来ると思います。
是非一度お試し下さい。
カラーはブラック。
ゲージは1.15mm・1.20mm・1.25mm・1.30mmの4種類 ドイツ製です。
それではまたよろしくお願いします!