こんにちは
今回は現在張っている バボラ RPMブラスト125 のインプレをしたいと思います。
1875年、フランスのリヨンで誕生したバボラは、世界で最も歴史の古いラケットスポーツ専門メーカーで 元々はストリング専門メーカーとして創業したバボラは、1875年に動物の腸から作ったテニスとバドミントンラケット専用の最初のストリングを発明した様で これは、この2つのスポーツが発明されたのと同時期との事です。
(ナチュラルガットの加工(ソーセージ類のケーシング、手術用糸、楽器の弦、アーチェリー)に特化し、ピエール・バボラが率いるBabolat & Monnier(バボラ&モニエ)の施設は、ウォルター・クロプトン・ウィングフィールドがテニスのルールを確立した1年後に、ナチュラルガットで作られたラケット用の最初のストリングを発明しました。これはバドミントン用ストリングの発明からわずかに後のことと記載されています。)
1955年にはナイロンストリングを1960年代にはグリップテープを開発しています。
1980年代にはストリングマシンとエラストロクロスの発売 1992年にはマルチストリングを発売しました。
そして1994年に皆さんもおなじみのあのピュアドライブを発売しています。
初代アエロは2003年発売です。
バボラが常にテニス界をリードしてきた事がよく分かります👍
私はこのRPMブラストも以前ハイブリッドで張った事が有るストリングの1つです。
それでは バボラ RPMブラスト のインプレに入りたいと思います。
バボラ RPMブラストについて
商品説明より
RPMブラストなら、試合で重いスピンをかけることも、試合を最大限コントロールすることも可能です。ラケットを大きく振り抜いてフルストロークを打つときに、RPMブラストは、評判通り素晴らしいパフォーマンスを発揮します。優勝者を破ったり、ドライブのかかったパスショットを打ったり、これまでに見たこともない角度で打ったりすることができます。ナダル選手や彼の対戦相手の選手に聞いてみてください。このストリングはフランス製です。
とあります。
常にテニス界をリードしてきたバボラが誇るストリングである このRPMブラストは凄いスピンボールが打てることで定評があります。
8角形のオクタゴナル形状とシリコンコーティングによりスナップバック効果が上がるのかなと思います。
プロでもナダルやワウリンカが使用しています。
ナダルの打球はこのRPMブラストがあってこそのトップスピンだと思います。
ワウリンカに至ってはラケットがヨネックスにも関わらずあえてバボラのRPMブラストを使用するぐらいなので ワウリンカにとってはなくてはならないストリングなのだと思います。
RPMブラストは誰もが認めるバボラの代表作ですね!
張ってみた
ピュアアエロVSに 45ポンドで張りました。
RPMブラストは1.30mmですが 知り合いの高校生の子がロールでキープしていてよく張替えに持って来た為 何度も張った事が有りますが1.30mmでも弾力のある感じがします。
8角形で抵抗も少なく滑りも良いし 変に降り曲がったりもせず張りやすい方です。
触った感じも柔らかさが有りそうなストリングです。
思ったよりも硬そうな感じは受けません。
推測してみた
以前ハイブリッドで張った時には意外に柔らかく感じたのには正直驚きでした😮
RPMブラストはずっと硬いイメージしかなかったからです。
高校生の子も『そんなに硬くないですよ』と言っていたので 単張りで張っても硬くはないだろうと推測します。
スピンも掛けに行けばスイングスピードが必要という事もありますが 鋭いスピンボールが打てた記憶が有ります✌
果たしてどうでしょう?…いざコートへ!
打ってみた
打感
硬くはないです。
普通ぐらいだと思うのですが どちらかといえば柔らかい方に入ると思います。
RPMパワーと一緒に打ち比べをしていたので初日は特に柔らかさを感じました。
しかし天候不良の為 一度使用してから1週テニスが出来ずに3週目に使用してみたら 既に伸びを感じられ硬さが少し出て来きていました。
音は『ボコッ』とこもった音がします。
やはりこれもRPMパワーと比べてしまうと爽快感というのはどうしても落ちてしまいますね😅
反発
反発も振り抜くとRPMパワーぐらいのスピードを得られます。
どちらかというとRPMパワーの方がスピード感がありますが しかしスピードに関しては問題ないレベルだと思います👍
あっさり飛び出すRPMパワーか少しホールドして飛び出すRPMブラストかの違いがあると思います。
スピン・ホールド・コントロール
スピンは普通に打っても勝手に掛かる感じがしてRPMパワーの様に低い軌道で打っていくとさらに低くなってしまってネットに掛かってしまいました。
もう少し軌道を上げていくとトップスピンが上手く使えると思いました。
ホールド感は有るのでこのストリングの良さを考えて打っていかないと ホールド性を生かせずにコントロールも付けづらくなってしまいます。
サーブ・ボレー・スライス
サーブも速いです。
スピードに関してはこれもRPMパワーに匹敵します。
一番良かったのは速いスピンサーブが打てた事です😁
やはりスピンに関しては良さが光りますね👍
スライスの滑りも良いです。
ボレーも柔らかく弾くので ローボレーや不利な体勢のボレーでも楽に弾いてくれました。
ハイペリオンの様な柔らかいストリング迄とはいかないですが リカバリーショットに関しても何とか返球が出来る柔らかさと弾きが有りました。
もう少し辛さを感じるだろうと思っていましたが 単張りで張ってこの感覚は全く予想していませんでした。
テンション維持
テンション維持ですが今現在 -6.1ポンド・4時間 と前回ハイブリッドで張った時もテンション降下が早かったのですが単張りでも同じ感じで落ちていきます。
なのでテンション維持に関しては余り良くないかなと予測できます。
またそれによって変化を感じやすいストリングだと思うので早目の交換が望ましいと思います。
自分的には早目の交換を前提とするとして 機会があれば1.20mmを試してみたいなと思っています。
(最終的にテンション降下時間は -7.4ポンド・15時間 でした。
早い段階でのテンション降下が大きく その後は少しづつ落ちていく感じでした。
打感は少し硬くなり弾きも悪くなってきて テンション維持に関しては性能に反して良くはないと思います)
類似品
ミズノ P-120S
柔らかい感じとスピン性能やスピード感も ミズノのP-120S に似ていると思いました。
ホールドして飛び出す感じも似ています。
ミズノは1.20mmしか試した事は無いのですが同じ1.25mmならもっと似ていると思います。
機会があれば同じゲージで打ち比べしてみたいと思います。
色とスピンガットと言う特長からよく ブラックコード と比較されますが反発に関してはRPMブラストの方がスピード感が有りますが 柔らかさやホールド感・こもった音なんかは似ていると思います。
紹介
RPMパワーに継いだスピードを感じます。
自然に掛かるスピン性もスピードボールにマッチしていると思います。
さすが今までテニス界をリードしてきたストリングだと思います。
ナダルやワウリンカも納得のストリングですね👍
スピードとスピンが特長の バボラ RPMブラスト 皆さん是非一度お試しください!
カラーはブラック。
ゲージは1.20mm・1.25mm・1.30mm・1.35mmの4種類 フランス製です。
それではまたよろしくお願いします!