こんにちは
今回は現在張っている バボラ RPMラフ(RPMブラストラフ)125 のインプレをしたいと思います。
今年に入りバボラのRPMシリーズを紹介してきました。
残りはRPMブラストラフのみになりましたが 去年よりバボラのパッケージが一新され今までとは商品名が変わったシリーズがあります。
このRPMブラストラフはRPMラフにプロハリケーンツアーはRPMハリケーンに名称変更がありました。
バボラはパッケージデザインがどのシリーズも同じなのですが 名称も似通ってきて紛らわしくなり何かつまらなくなってきたと思うのは私だけでしょうか…
RPMシリーズの紹介という事でプロハリケーンツアーも紹介しなくはいけませんね😅
まあこれはまた機会があれば紹介していこうと思っています。
それではRPMシリーズのラストを飾る バボラ RPMラフ(RPMブラストラフ) のインプレに入りたいと思います。
バボラ RPMラフ(RPMブラストラフ)について
商品説明より
勝利につながるスピンを打てます。RPMラフを使用すると、試合で究極のスピンを打てます。ストリングにボールが当たったときに、文字通りその感触を感じられます。具体的には、ショットを打つ時にボールがストリングに食いつくような感触を得られます。フェリックス・オジェ=アリアシム選手など、世界の一流選手に広く使われているのも納得できます。このストリングはフランス製です。
とあります。
RPMブラストと同じ8角形オクタゴナル形状にラフ加工を施して こうすることで滑りを最大限にし ボールを打った際にストリングの間の摩擦を最小限にすることで スナップバック効果を出しスピン性能を上げている様です。
RPMラフの3つのカラーに付いてバボラのグローバル製品マネージャー フランソワ=グザヴィエ・クエス氏 は「それは、RPM BLAST ROUGHを一目で認識されるようなものにするというアイディアから生まれました。人目を惹きつけるブラック、そしてそれ以外にも2つの目立つ色、レッドとイエローを採用しました。レッドはPure Strikeと素晴らしくマッチし、イエローはPure Aeroと美しいデュオを作り出します」
と述べている様にカラフルなカラーはピュアストライクやピュアアエロに合いますね~😁
RPMラフは若手のホープ フェリックス・オジェ=アリアシム や今はRPMパワーを使用している ドミニク・ティエム が以前使用していたストリングになります。
とてもカラーがマッチしていると思います👍
性能比較表を見てもRPMブラストの性能にスピン性能をプラスした性能になっています。
張ってみた
ピュアストライクVSツアーに 46ポンドで張りました。
ラフ加工になっている為に抵抗が無く滑りが良くて張りやすいです👍
このRPMラフを張る前日にアルパワーラフを張ったのですが 張っている感じは滑りやすくどちらも同じような感じでした。
少し伸びる感じもどちらも同じぐらいで柔らかさが感じられました。
ラフ加工の細かさはRPMラフの方に分がある様に見えました。
色が派手でテンションが上がりますね😁
ラケットがピュアストライクの為ティエムと同じになりました😁
推測してみた
RPMブラストにラフ加工を施したストリングですが スピン性能が上がっているようですね。
たしかに張っていて滑りの良さを感じられました。
この滑りの良さがスナップバックを生んでスピン性能が上がっているのでしょうね。
ラフ加工したストリングの多くはホールド感と柔らかさが感じられるのですが このRPMラフは果たしてどうなんでしょう?…いざコートへ!
打ってみた
打感
柔らかい方だと思います。
前回RPMチームを試したので柔らかさ的には同じぐらいだと感じました。
RPMブラストのラフ加工版だと思うのですがRPMブラストより柔らかさを感じます。
アルパワーラフも柔らかさを感じたのですが 硬さ的には同じぐらいですね。
しかしラフ加工されたストリングは腰が強く 見た目からも如何にも硬そうな感じがするのですが意外にも柔らかいストリングが多いですね😮
打球音はRPMブラストのこもった音とは違って悪くはない音です…まあ普通の打球音だと思います。
反発
柔らかさは有るもののホールド感が有る為に反発は抑えられがちの様に思えます。
抑えられているといってもRPMブラストと比べればという事で ホールドするストリングでは十分の弾きの良さが感じられます。
スピン・ホールド・コントロール
スピンは謳い文句にもある様に流石に良く掛かりますね👍
スピンを意識すれば更に凄く掛かります。
トップスピンロブも面白い様に上手く打てます😁
ラフ加工してある為 摩擦抵抗が少なくなりストリングの滑りが良くなってスナップバック効果が上がっているのだと思います。
ホールド感はこれもラフ加工してある為掴む感じがします。
その為にコントロール性も良いと思います。
RPMラフの特徴としてこのスピンとホールド感の良さが光ります。
サーブ・ボレー・スライス
サーブの速さは普通ぐらいだと思うのですが スピンがよく掛かるのでスピードが抑えられているのかな?と思います。
しかしサーブの軌道が上手い具合に落ちて行き確率は上がりました👍
スライスも滑って行き意外にミスも少なかったです。
やはりスピンもスライスも抜群です!
ボレーは普通です。
テンション維持
テンション維持ですが今現在 -4.8ポンド・8時間 とRPMパワーと同じくテンション降下が少ないストリングになりますね。
なので打感の変化が感じ難く長く使えるストリングだと思います。
ラフ加工が施されてあるストリングは テンション降下が少なく テンション維持に関しては優秀なストリングが多いですね😁
(最終的にテンション降下時間は -5.9ポンド・17時間 でした。
RPMパワー同様テンション降下が少なく打感の変化が感じられ難いストリングですが ベースはRPMブラストだからなのか落ちきるのは同じぐらい早目でした。
パワーは落ちてきている様に感じますが 打感の良さはまだまだ使用出来そうな感じがします。
柔らかさもホールド感も有るので気にしなければ結構長く使えるストリングだと思います。
バボラRPMシリーズは結果4種類共20時間を越えませんでしたがテンション降下に関しては普通のポリストリング位だと思います。
柔らかくていつまででも伸び続けてなかなか落ちきらないストリングも有りますが 落ちきる前に弾きが悪くなり嫌になる事も有ります。
結局のところ使用している方がどのタイミングまで使い続けれるかだと思います。
このRPMラフはテンション降下は早いですがまだまだ使い続けられる良いストリングだと思っています。)
類似品
ルキシロン アルパワーラフ
RPMブラストのラフ加工版という事でRPMブラストに似ているかと思いましたが 結構掛け離れていると感じました。
アルパワーラフ程ホールド感は無いものの 掴んで弾く感じや飛びを飛びを抑えたコントロールの付けやすさ スピンの掛かり具合等やはりラフ加工してあるストリングの方が似ている点が多いと感じました。
またテンション維持の良さも似ています。
スピンの掛かり具合などは飛びを抑えたブラックコードの様な多角形ストリングにも似ているし ホールドする感じはアウトブレイクの様な柔らかいストリングにも似ています。
触った感じや張っている時なども似ています。
自分的にもホールド感の強いストリングが好みの為 ラフ加工ストリングや柔らかいストリングは使っていて嫌な気がしません。
紹介
バボラの中では異色のストリングになるかな?と思います。
スピンをメインとしたショットを中心にプレーすると結構面白いかなと感じています。
テンション維持も良くて長く使用できる点なども良いと思います。
スピンが良く掛かりコントロールが付けやすい バボラ RPMラフ(RPMブラストラフ) 皆さん是非一度お試しください!
カラーはブラック・イエロー・フルオレッドの3色。
ゲージは1.25mm・1.30mmの2種類 フランス製です。
これまでRPMシリーズ4種類のインプレを紹介してきました。
私の好みで言えばRPMパワー&RPMラフ→RPMチーム→RPMブラストの順番になります。
何と言っても打感の良さとスピード・パワーが強烈なRPMパワー!
そしてRPMパワーと甲乙付け難く 単純に私の好みのホールド感とスピンも良く掛かりコントロールが付けやすいRPMラフ!
この2種類が私の中では抜けていますし 今まで使用したストリングの中でもお気に入りの上位に入るぐらいです!
RPMチームとRPMブラストは似ているのですが 打感と使い勝手の良さからRPMブラストを最下位にしました…がこれは個人の見解で有りRPMブラストは多くのプレイヤーが認める良いストリングだと思います。
それではまたよろしくお願いします!