こんにちは
今回は イソスピード V18 1.12 を張った時のインプレをしたいと思います。
前回インプレした シグナムプロのエクスペリエンスと同時期に試したストリングです。
ネットでレアガットが安く販売されているのを見つけると 私はつい興味本位で購入してしまう癖があるので このストリングもそんな感じで購入しました。
1.12mmと書いてあったので その細さはソリンコのツアーバイト以来でなかなか珍しいなと思ってました。
私の場合こういった珍しいストリングを試せるなら 細くて切れる事を気にせずに試してみたいと思っています。
それでは V18 1.12 のインプレに入りたいと思います。
V18について
あえて細いゲージにして スピン・スピードを増すコンセプトの様ですね。
細いので自ずとスピン性は増すとは思うのですが このV18にはさらに低摩擦になる為の構造やリキッドワックスの層で仕上げをしているぐらい さらにスピン性を増す構造になっている様です。
テンションロスに関してもマルチプレヒーティングといった複数の過熱処理により滑らかで均一に伸縮するストリングにしたり スプリングロードといったモノフィラメント構造が再び収縮を可能にする事を可能にするテクノロジーであったり イソスピードは独自の製造方法を取り入れている様です。
以前インプレしたプロフェッショナルクラシックもそうでしたが ストリングへの拘りが強く 手間暇惜しまず良い製品を作るメーカーなんだなと改めて感心します😌
しかし日本ではマイナーでレアなストリングになるので ネットでも余り価格は落ちないのが残念です😢
良いストリングメーカーだと私は思うんですけどね…🤔
張ってみた
同時期に張ったエクスペリエンス同様 グラフィンプレステージSに 45ポンドで張りました。
やはり細くて張りやすかったです。
ノットを作る時に切れてしまわないか心配でしたが…😅
推測してみた
耐久性やテンションロスも考慮したストリングになっている様なんですが この細さでカバーできるのか疑問に思えましたが…果たしてどうなんでしょう?いざコートへ!
打ってみた
打感
そんなに硬くはなく柔らかさも有ります。
細いストリングによくある はっきり手に伝わる感触が爽快です。
反発
弾きが良いという印象が強いストリングです。
弾きは良いですが 飛んで行くという事はなく強く打ってもコートへの収まりが良いです。
しっかり振り切ってこそ弾きの良さが出ますね。
低くナチュラルスピンが掛かったボールが鋭く飛んで行き 打っていてとても気持ちが良いです。
スピン・ホールド・コントロール
細いという事もありますが スピン性を考慮した低摩擦構造やリキッドワックスが施されている為かスピンは良く掛かります。
弾きが良く飛び出しも早い方なので ホールド感は普通といった感じです。
サーブ・ボレー・スライス
弾くストリングなので弾くボレーが良いです。
テンション維持
テンション維持ですが -7.9ポンド・24時間 と落差は大きく徐々に落ちていきますが テンション降下終了時間に関しては良い方です。
マルチプレヒーティングやスプリングロードといった製造方法により 細いポリにしては珍しく早く伸びきらないです。
これは良い製品を作ろうと弱点を克服する方法を実現させた企業努力の賜物だと思います。
最後の方はやはりストリングは伸びてくるのですが 硬くはならずに逆に柔らかさも出てきて飛びが良くなったのですが 抜けるボールも多くなりました。
こういった状態になってくると 細いという事も有りスナップバックの戻りが悪くなってきているので やはりこのぐらいがストリング性能の寿命になるのかなと思います。
1.12mmといった細さでも私では切れませんでした…もうすぐかなとは感じましたが😅
類似品
マンティス ツアーポリ
似たようなストリングでは、今現在張っているマンティスのツアーポリなんかよく似ています。
細くて強く打ってもコートの収まりが良く スピンも掛けに行けば掛かりが良く スピードボールも打てます。
少し硬さが有り 打感が気持ちが良い所も似ています。
紹介
以上 スピンの掛かりが良く 強く振ってこそ弾きの良さが出る イソスピードV18 を是非お試しください。
カラーはイエロー。
ゲージは1.12mm・1.18mmの2種類です。オーストリア製
それではまたよろしくお願いします!