アマチュア張り師のテニスな日々

寄る年波には勝てぬ❔❕技術半分と道具の力で上達目指す❕

【SIF製法と5角形断面が生み出すヘビースピン】ヨネックス ポリツアースピンG インプレ

こんにちは

 

今回は現在張っている ヨネックス ポリツアースピンG125xキルシュバウム DTB のインプレをしたいと思います。

 

ポリツアースピンに続いて5角形形状のストリングです。

クロスは前回と同じくDTBで合わせましたが テンションは通常テンションに戻して張ってみようと思うのでポリツアースピンとの違いがわかるのかな?と思うのですが そもそもラケットも違うのでいつもの様に素直に感じる所を書いていこうと思います😁

  

それでは ヨネックス ポリツアースピンGxキルシュバウム DTB インプレに入りたいと思います。

 

 

ヨネックス ポリツアースピンGについて   

 

f:id:basstennis:20210714223414j:plain  f:id:basstennis:20210714223302j:plain

f:id:basstennis:20210810004332p:plain 

・SIF製法Silicone oil Infused Filament)
ポリエステルの中に材料を浸透させる新技術。
すべり製を発揮するシリコーンオイルをモノフィラメントの内部まで浸透。

          

           ストリングが大きく動き、すばやく復元。

     16/10000秒後(最大変形)              28/10000秒後               

  f:id:basstennis:20210810004511p:plain

      移動量5%UP              復元速度16%UP

f:id:basstennis:20210714223457j:plain

商品説明より

世界初、浸透技術SIF製法で、ストリングの動きが増大。
ハードヒットで威力を発揮!スナップバックが生むヘビースピン。

とあります。 

 

今現在のラインナップからは既に無くなっているポリツアースピンGなのですが 五角形のポリツアースピンとSIF製法のポリツアーファイアの中間ぐらいに位置していたストリングだとずっと思っていました。

しかし性能表を見てみるとポリツアーファイアとは真反対の打ちごたえが有るストリングになっているし ポリツアースピンとは性能的にかぶる所もなさそうで 性能表を見る限り全く別のストリングと考えた方がよさそうです。

 ラインナップから無くなった私の推測としまして ポリツアーファイアと同じ弾き系なのですが 軽さと重さを比較すれば軽さの方が売れ筋だったのだろう?と勝手に思っています😅

 

張ってみた 

プロスタッフRF97に 47ポンドで張りました。 

f:id:basstennis:20210829184933j:plain

触った感じはポリツアースピンぐらい腰がある様に感じます。

ポリツアースピン以上かも知れません。

しかしポリツアースピンは角が鋭く触って直ぐに鋭いなと感じたのですが ポリツアースピンGは角に丸みが有るのか尖った感じはしません。

この辺りはハイパーGに近いかなと思います。

ポリツアーファイア同様SIF製法の為ストリングの滑りは良さそうです。

 

推測してみた

ポリツアースピン同様硬そうな感触だったので反発は良いだろうと推測します。

テンションを通常に戻したので硬さを感じなければ良いなと思います。

果たしてどうでしょう?…いざコートへ!

 

打ってみた

打感

通常のテンションに戻した所 やはり重さを少し感じる硬さを感じました。

掴んでいる時に受ける重さとは違う硬さを感じるので このストリングは硬いのだろうと感じました。

テンションを間違って落としてしてまって好印象だったポリツアースピンも 通常のテンションで張っていればこのぐらいの硬さを感じたのではないのかな?と思ってもいます。

 

反発

飛び出しが早いですね。

掴む感じは感じられなく打って直ぐに飛んで行きます。

弾きも良い為スピード有るボールも打てます!

しかし反発の良さにストリング性能が左右されるぐらいの弾きの良さがある様に感じた為 弾きが悪くなってしまう前に早めに交換して行くとよいかな?と感じました。

 

スピン・ホールド・コントロール

スピン性能はポリツアースピンとは少し違って勝手には掛からないですが スピンを掛けに行くとポリツアースピンよりも鋭く掛かる感じがしました。

これはSIF製法による効果なのかな?と思いました。

ホールド感はこれはポリツアースピン同様殆ど感じられないかなと思います。

飛び出しが早いので特にホールド感の無さを感じました。

コントロール性に関しては飛び出しが早い割には 意外とコントロールが付けやすかったです。

この辺りはクロスにポリツアースピンGよりも柔らかいDTBを張っていた事も関係しているのかな?と思いました。

 

サーブ・ボレー・スライス

サーブもポリツアースピン同様 回転を掛けた速いサーブが打てますがサーブに関してはポリツアースピンの方が回転が掛けれた様に感じます。

ボレーは弾きが良いので少しオーバー気味になってしまいました。

なので置きに行くコントロールを付けたボレーに徹していました。

弾きが良いので当てただけでも深い打球と威力が意外に有りボレーは結構楽に打てます。

スライスの回転の掛かりはポリツアースピンの方が良いのですが 弾きの良さでカバーしている感じです。

  

テンション維持

テンション維持ですが今現在 -6.6ポンド・10時間 と少しテンション降下が大きいかなと思います。

10時間でこれだけのテンション降下なので恐らくもう僅かしか降下しないのではないかと思います。

これもポリツアースピン同様多分最後は硬くなって飛ばなくなるな?と思っています。

(最終的にテンション降下時間は -7.1ポンド・23時間 でした。

硬い打感だったのですが意外にも長く伸びて行きました。

こういったストリングなんでしょう。

なのでポリツアースピン程飛びが悪くなるという事は無かったです。

弾きが良かった分逆に収まりが良くなって丁度良かったですが 硬さは感じられるのでここまでですね。

やはり硬いラケットには合わなかっただけかな?と思ってます)

 

 類似品

ヨネックス ポリツアースピン

ソリンコ ハイパーG

ポリツアースピンとポリツアースピンGはおそらく比較されていたでしょう。

弾きの良さとスピン性能の良さは似ていると思いますが ポリツアースピンGの方がフラット系も自在に打てますね。

この辺りはハイパーGの球筋に似ています。

tennis-strings.hatenablog.com

tennis-strings.hatenablog.com

  

紹介 

硬めのストリングが苦手な方は 少しテンションを落とすか柔らかいストリングとのハイブリッドをお勧めします。

ポリツアースピン同様スピン性能と弾きの良さは抜群ですし スピンもフラットも自在に打ち分け出来る点など試す価値有です!

飛び出しが早いストリングが好みの方にも好かれるのではないかと思います。

ラインナップからは無くなってしまいましたが まだ市場では販売されています。

ヨネックス ポリツアースピンG 皆さん一度お試しください!

 

カラーはオレンジ・ダークレッドの2色

ゲージは1.25mmの1種類 日本製です。

それではまたよろしくお願いします!